カツオ・かつお節研究会 (カツカツ研) の記録
カツオ・かつお節研究会 (カツカツ研) の記録
このページは、1997年に開始され、2004年に『カツオとかつお節の同時代史』(コモンズ)を発刊した、カツオ・かつお節研究会(カツカツ研)の記録ページです。
カツオ・かつお節研究会(カツカツ研)は、日本およびアジア・太平洋におけるカツオ・かつお節の生産-流通-消費を調査する市民の共同研究会でした。
あまり知られていませんが、戦前、台湾、南洋群島(トラック、ポナペなど)、ボルネオ、スラウェシ(インドネシア)などでは、かつお節製造を目的とする植民活動が活発に繰り広げられました。そして戦後、かつお節消費はますます伸び、新たなカツオ漁場の開発、さらにはカツオの開発輸入をもたらし、現在では、かつお節そのものの開発輸入も始まっています。
2002年段階で、日本では年間315千トンのカツオが消費され、そのうち179千トンがかつお節になっています。かつお節生産、そしてその原料生産であるカツオ漁を調べることを通じて、私たちの日常生活の向こう側に広がる世界を探ることが私たちの目標でした。近代日本の歴史でかつお節がもった意味、それが今日の構造にどうつながっているかを私たちは考えました
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カツカツ研のはじまりと目的
カツカツ研ニュースレター
連載・カツオと日本人
1997年に開始され、2004年に『カツオとかつお節の同時代史』を発刊した、市民の研究会、カツオ・かつお節研究会(カツカツ研)のはじまりと目的。
カツオ・かつお節研究会で出していたニュースレターをPDFで提供します。
アジア太平洋資料センター(PARC)の『オルタ通信』で連載していた「カツオと日本人」をPDF形式で提供します。
カツオとかつお節の同時代史
カツオ・かつお節研究会の成果として2004年に出版した『カツオとかつお節の同時代史』
かつお節と日本人
岩波新書から『かつお節と日本人』を出しました。